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その運命と向き合う時【Luck Game RTA参加レポ（っていうか自分語り）】

RTA ゲーム ゲーム-MP5 イベントレポ

どうも、猫押です。ヤミちゃん？知らない仔ですね……。

先日RTA in Japanのチャンネル貸し出しで行われた「Luck Game RTA」に、マリオパーティ5 "Story Mode - Hard" で参加しました。

いい機会なので、出走の振り返りを含めて思い出とかを書いていこうと思います。

出逢い

私にとってマリオパーティと言えば5でした。
一番やったのも5ですし、昔からずっと家にあるのも5でした。
他によくやったのはDSですかね。友達が持ってるのを借りてハマってた時期があります。
5の雰囲気が私と言う私に染み付いていて、5のミニゲームと共に、5のキャッチーなBGMが流れてくれば、ああ、マリパだ、となるくらいには、私の中のマリパは5なんです。

5の「夢の世界」というテーマも好きです。今になって考えてみると、全体を通してメルヘンな感じ、もしくはファンタジーな憧れといった感じだったり、ミニゲームも何かの空想に入り込んだようなものが多い気がします。（なんか「マリオの世界観でパーティゲーム」って言う雰囲気が弱い気もするな？）
そう考えるとDSの「主人公サイドが小さくなっちゃった」ってストーリーも、似た要素を感じますね。

私がマリパをRTAで走るなら、やっぱり5なんです。
時に笑い、時に泣き。共に成長してきたのが5なんです。
そこは変えられません。

そして今でも、時に笑い、時に泣いている事は変わらないわけでして……。

2020年

時は2年くらい遡ります。
ある事件が起きます。

でもこれを読んでいる皆さんはReal Time Attack Harborで行われた「スマブラDXRTAリレー（リンク先Wayback Machine）」の事は当然知っているかと思います。
存じ上げない？とりあえずリンク先の結果一覧を見て私の名前を探してタイムを見て色々と察してください。多くを語りたくないです。

2021年

この事件をきっかけにマリパが怖くなります。
というか、マリパをやる私、やたらとRTAイベントに出る私、それを見る周囲の視線、が怖くなります。
特に実力重視のRTAをコツコツと長く続けている方の視線は、私と言う存在が空っぽに抉られてしまうかの様に鋭いものでした。

結果としてマリパの記録狙いを別名義の別アカウントでひっそりと行うようになります。

そういえば。いい記録が出ればこの名義は捨ててしまおうかと思っていました。でも何かと愛されているようで、「私」もそんな『私』が好きで。良くも悪くも互いに憑き纏い続けるつもりです。

気が付けばEasyの走者は並走会などを通じて沢山増えていて、私は陰でHardにばかり時間をかけている変な人になっていました。

それでも記録狙いを不定期に行って、少しずつPBを縮めていきました。

しばらくして、Luck Game RTAの最初の告知がTwitterに流れてきました。
どうやら運ゲーのみで行うRTAイベントだそうで。
どこか自信を取り戻していたのでしょう。これにマリパ5で出てもいいよな、と思いました。

2022年

2月下旬に告知配信が行われるという事で、先駆けて通し練習を何度もやっていました。

その中で良い記録が出ました。

告知配信の後に応募受付がオープンしました。
全ての覚悟が決まっていたのか、その時の私がおかしかったのか、応募は一番乗りでした。

当選しました。

持ち時間は2時間です。件の事件のタイムだと完走が出来ないです。
でも個人的な目標は1時間30分切りにしました。
大きな並走会でもこの時間がタイムリミットとして設定されることが多いので、出来ればこの時間までに完走したい、という思いで決めました。

当日まで

ここから通し練習は1回だけしました。記録狙いもしてません。
どうせ運も絡むので、個別のミニゲームの練習を重点的にやっていた感じになります。

運の絡むRTAでイベントに出ること自体に恐怖は残っていましたが、別名義で、別の運の絡むRTAでイベントに出たりしてました。
その時わりと良い結果で完走出来た事が、いくらか自信になりました。

当日出走まで

イベントが始まればそこは運ゲーよなあ、と言うしかないRTAが沢山。

それを見て楽しみつつ、運良く好タイムで進む人が多いのを見て精神をダメにしながら自分の出番を待ちました。

出走

とりあえず、沼った部分を中心に振り返っていきましょう。

略称：D1，D2…ドリーム数　T1，T2…ターン数　▲…自ターン　△…相手ターン　赤，青，緑…それぞれミニクッパRGB　ミニゲーム名は「鍵括弧」で囲いますが結構雑に略してます

D1 / アドベンチャードリーム

0:00:31｜まずアドベンチャードリームを引く事があまりよろしくない。
0:02:19｜T1▲｜対青「ピース」での負け。一巡目終了時点で9.7対9.3、フィニッシュ時点で18.1対18.6だったので完全に二巡目で気を抜いた。へたくそ。
0:05:25｜T1△｜緑がコインブロック回収。上ルート。
0:09:36｜T4△｜対青「ロープ」での負け。しゃーない。
0:14:07｜T6▲｜？マスで上ルートへ。しばらく追いかけっこ状態。
0:19:29｜ラスト5ターン入り。
0:20:01｜T11▲｜対緑「カウントダウン」での負け。xx:xx対00:52なので完全に緊張。これ勝ってれば終わってた。
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0:23:03｜T12▲｜Bランク

D2 / レインボードリーム

0:28:46｜T3△｜対赤「ロープ」での負け。しゃーない。
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0:33:35｜T4▲｜Sランク

D3 / フューチャードリーム

0:35:32｜T1▲，T2▲｜出目が弱い（合計4）。
0:42:20｜T3△｜2v2「ボムへい」での負け。直前に2v2勝ちがあったのが帳消し。
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0:49:11｜T6△｜Aランク

D4 / スウィートドリーム

0:49:30｜まずスウィートドリームを引く事があまりよろしくない。
0:50:15｜T1▲｜初手4。
0:50:22｜セーブデータからのリスタート。
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0:51:36｜T1▲｜初手1。序盤を左ルートで過ごせそうな気がしたので続行。
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1:02:16｜T5△｜Aランク

D5 / クッパドリーム

1:08:40｜T4▲｜パックンマスで33→17。赤マス停止で17→14。
1:08:56｜T4△｜青からトゲゾーマス食らって14→9。
1:09:21｜T5▲｜VSマス対青「スイッチ」での負け。運ゲーなんだよなあ。
1:10:20｜ゲームオーバーからのリスタート。
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1:11:21｜T1▲｜対青「バッタン」での負け。ノーダメ通過されたら勝てん。20→15。
1:12:34｜T1▲｜？マス焼き。緑も巻き添え。15→8。
1:13:07｜T1△｜対赤「ばくだん」での負け。運ゲーじゃねえか。
1:13:51｜「これがマリパ5です」
1:14:16｜ゲームオーバーからのリスタート。
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1:16:49｜T1△｜対緑「スイッチ」での負け。運ゲー！
1:21:04｜「ハイジャンプ」695m。入力回数に直すと157入力/10秒。
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1:23:13｜T3▲｜Sランク

Frightmare / さいごのゆめ

1:23:59｜メカ軍｜カウント60→25、体力8→6。だいぶグダってる。
1:24:44｜火の輪｜体力6→3。この区間はタイム差出ないのでまあ気にしていない。
1:25:26｜床抜け｜火炎・突進・突進・ドロップ・突進・ドロップ。沼。
1:26:35｜ラスト｜2投1灯1ヒット・3投2灯2ヒット・3投3灯2ヒット。
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1:27:31｜計測終了

走り終えてみて

まず内容について。

事故は起きるものです。
起きなかったらこのイベント応募できないですから。

苦手意識の強い「ビリキュー」が結構出て焦ったんですが、全部勝てて良かったです。上達。
あとはバッタンが多すぎる。勝てなくは無いけどしんどいので、あまり沢山は出てほしくなかったです。
運ミニゲームは半分以上負け。
難易度関係ない事故も沢山起こったので、妙に安心しました。

後はタイム。

ここまで事故って1時間半切れてるのは相当。良い所と悪い所が一緒に来た感じでした。
リスタート3回。リスタートが無かったら記録はどうだったのかが気になったので、ザックリ計算してみました。

（0:49:44から0:51:06までカット　→　）0:01:22
（1:02:49から1:14:39までカット　→　）0:11:50
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0:13:12
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1:27:31 - 0:13:12 → 1:14:19

まあそんなもんだよなあ、という数字。でもリスタートが無かったD1もひどく遅かったので、そのぶんもありますね。

私の運ゲーRTAとは

たしか別の参加レポにも似たような事を書いた覚えがあるんですけど、それは「私」じゃないので関係ないですね。気のせいじゃないでしょうか。

RTAにおける運ゲーは、二種類に分けられると思っています。

一つ目は、サイコロを投げて狙った目が出る事を祈るしかない運ゲー。
二つ目は、配られた手札の中から札を切って後の展開を信じるしかない運ゲー。

前者は分かりやすいガチャですね。では、後者は？

前者と比べて、後者には選択をする機会が与えられています。
その手札がダメダメでも、もしくは最高に出来上がっていても、今この札を切ってその先どうなるのかは、解らない事もあります。
でも、その手札の中から選ばなくてはならない。それはある種の賭けです。

そして、私の個人的な好みとして、「祈る」よりも「信じる」ほうが好きです。
マリパ5に関しては、高難易度設定になればなるほど、前者よりも後者の要素が増えていく、そんな気がします。

私は純度99.99%の運ゲー（例：街森金斧のラスト）が得意ではなく、どこか別の個所に短縮余地が無いか探したりすることも良くあります（例：街森金斧のラスト以外全部）。

運要素はゲームにおけるいいスパイスだとは思います。
実力差があっても大逆転できるかもしれないチャンス、みたいな。パーティゲームなら特にそうです。

でも、やっぱり実力で差をつけたいじゃないですか。
これは私が実力が物を言うゲーム（主に音ゲー）を長年孤独に続けていたからだとは思います。
ちょっとの運の悪さくらい、実力でどうにかなるようになりたいわけです（音ゲーで例えるとIIDXのランダムオプションみたいな）。

私がEasyを全然走っていないのは、そういう所があるかもしれません。

追走者は歓迎です。
違う世界で待ってます。

おまけ

画像置いておきます。

リプライ先に色々ぶら下がってます。何かの参考になれば。